注文住宅を狭小地に建てるときの注意点

注文住宅を狭小地に建てるときの注意点

注文住宅を狭小地に建てる場合の注意点として、面積の割にはコストが割高になることを覚えておく必要があります。入り組んだ場所にあるために大型車両が入れない等の問題が発生し、余計な費用がかかる恐れがありますし、事前に確認しておかないと計画通りに進められません。 部屋数が足りなかったり、家具を設置しにくいことも気を付けるべきポイントです。注文住宅は自由な設計がうりですが、その分細部まで注意しながら間取りを決めないと暮らし始めてから不便に感じるところが出てきます。部屋数はその中でももっとも重要な部分であり、現在のことだけを見て決めると失敗しやすくなります。少し先の未来まで見越して決定すると、家族構成や生活スタイルが変わった後でも快適に過ごすことが可能です。狭い土地の中につくる場合でも、その敷地を最大限に活かせるような間取りにするべきです。 収納スペースも足りなくなりがちですが、階段下や普段使わない部分等を上手く活用しながら確保しましょう。

注文住宅用の土地を探す際のポイントについて

自由設計の注文住宅であれば、土地にもこだわることで、理想の住まいを実現することが期待できます。とはいえ、見た目やイメージだけで選ぶのは禁物です。工事が進んでから建物のプランと合わないことに気づいたり、入居してから不便な周辺環境に我慢することになるなど、結果に後悔することにもなりかねません。そこで注文住宅で建築予定地を探すならば、事前に幾つかのポイントを理解しておくことが肝心です。まず周辺環境の条件をしっかり整理しておくこと。通勤通学の利便性を考えて、駅やバス停との距離、スーパーや病院など生活環境に関わる施設の充実度、さらに治安や教育環境など、自分たちのライフスタイルと照らし合わせながら、エリアを絞り込んでいきます。また土地の方角や形状あるいは面積も、チェックしたい重要なポイントです。南向きや角地がいいのか、面積は50坪程度なのか100坪は欲しいのか等、よく相談して整理していくことが必要になります。さらに忘れてはならないのが、費用のことです。自分たちの予算を把握すると同時に、希望する予定地の相場を調べて、予算オーバーしないように適切な資金計画の作成に役立てましょう。